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この作品は、かなり昔に作ったものです。
ですから、どういった心情で作ったものかはよく覚えていません。

おそらく、失恋を経験したときに作ったものではないかと思われますが・・。


失恋の悲しみに、人生に絶望してしまったんだと思います。
子供ながらに・・。。

どうして深く愛しても想いが伝わらないのか、と
激しくうちのめされたのでしょう。


目には見えない、だけど絶対的な存在
「神」にわたしはやりきれない思いをぶつけたかったんだと思います。


わたしは、常に「神」の存在を意識しています。
わたしのすべての行動を、見守り
間違いがあれば、何らかの形で罰を与えてくださる・・・
そんな神の存在をいつも尊敬すると同時に、常に畏れています。


神がわたしに、作品の中に記したようなことを告げたのかどうかはわかりません。
しかし、人は誰しも少しぐらいならその言葉に気づくことができるとわたしは思います。


悲しいことも嬉しいことも、始まりがあるのだから終わりがある。
それらに仄かな期待を寄せながら、きっとわたしは今まで生きてきました。


この世界すべてを司る、「神」という存在が本当にあるのかどうかは誰も知りません。
それでもわたしは、彼に彼女にすがりながら生きていきます。


そうすることで強く生きられるのなら、それでいいと思います。